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J-GLOBAL ID:201002272750395530   整理番号:10A0391089

ウィスター系ラットにおける急性ストレス誘導視床下部-下垂体-副腎皮質系の応答性に対するケルセチンの抑制効果

Suppressive effect of quercetin on acute stress-induced hypothalamic-pituitary-adrenal axis response in Wistar rats
著者 (3件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 374-380  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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フラボノイドケルセチンは,人間の健康に有益な影響を及ぼすと考えられている。ケルセチン増強食品がラット強制水泳試験において静止時間を減少させ,これは食事性ケルセチンが抗うつ薬のような要因として有望なことを示すと以前報告したが,その行動のメカニズムは十分にわかっていない。本研究の目的は,ストレス反応の主要素でうつの病理学で重要な役割を果たしている,水浸拘束(WIR)ストレス誘導視床下部-下垂体-副腎皮質系(HPA)活性に対するケルセチンの効果を調べることである。ラットに対するケルセチン投与は,視床下部領域で,副腎皮質刺激ホルモン放出因子(CRF)のmRNA発現と同様に,WIRストレス誘導血しょうコルチコステロン及び副腎皮質刺激ホルモンレベルの上昇を有意に抑えた。加えて,ケルセチンは,すべてCRF mRNAの発現を調節することが知られている視床下部領域の細胞外シグナル調節キナーゼ1/2のリン酸化同様,グルココルチコイド受容体とリン酸化環状アデノシン3’,5’一リン酸(cAMP) 応答要素結合蛋白質のDNA結合活性を調節した。総合すると,これらの結果は,食事性ケルセチンはCRF mRNA発現を抑制することによりHPA軸活性化を弱めることが示唆される。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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動物の代謝と栄養一般 

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