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J-GLOBAL ID：201002272764289652   整理番号：10A1249663

骨再生向けのゼラチン/アパタイト複合材料ミクロスフェアの無機化,生分解及び薬物放出挙動

Mineralization, Biodegradation, and Drug Release Behavior of Gelatin/Apatite Composite Microspheres for Bone Regeneration

著者 (6件)： LEEUWENBURGH Sander C. G. (Radboud Univ. Nijmegen Medical Center, Nijmegen, NLD) ,  JO Junichiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  WANG Huanan (Radboud Univ. Nijmegen Medical Center, Nijmegen, NLD) ,  YAMAMOTO Masaya (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  JANSEN John A. (Radboud Univ. Nijmegen Medical Center, Nijmegen, NLD) ,  TABATA Yasuhiko (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Biomacromolecules  (Biomacromolecules)
巻： 11  号： 10  ページ： 2653-2659  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： W1325A  ISSN： 1525-7797  CODEN： BOMAF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アパタイトリン酸カルシウム(CaP)ナノ結晶を挿入したゼラチンミクロスフェアを油中水滴(W/O)エマルション法により調製した。放射性標識化塩基性線維芽細胞成長因子(bFGF)積載ゼラチン/アパタイト複合材料ミクロスフェアの無機化,ゼラチン生分解及びbFGF放出挙動をin vitro実験により調べた。ゼラチンミクロスフェア中へアパタイトCaPナノ結晶の挿入は未挿入ゼラチンミクロスフェアの場合と比較して生分解及び薬物放出速度の減少をもたらしたが,それらの石灰化能力は著しく増加した。薬物放出速度の減少はゼラチンマトリックス中に分散したアパタイトCaPナノ結晶の物理架橋効果に起因して,ゼラチン分解速度に相関した。それらの結果はゼラチン/アパタイト複合材料ミクロスフェアがゼラチンのbFGF放出特性と分散CaP相の石灰化能力を両立させて骨再生組織工学向け有望な材料になることを示した。

シソーラス用語： *ゼラチン ,  *燐灰石 ,  *ナノ複合材料 ,  リン酸カルシウム ,  ナノ結晶 ,  乳濁液 ,  薬物担体 ,  骨形成 ,  生体組織工学 ,  bFGF ,  *石灰化 ,  薬物放出 ,  生体内変化 ,  in vitro実験 ,  架橋【高分子】 ,  静電相互作用 ,  ミクロスフェア ,  無機化
準シソーラス用語： *骨再生 ,  生分解性 ,  物理架橋 ,  油中水滴エマルション

分類 (3件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  医用素材  (GA05040H) ,  生体代行装置  (EL04000N)

タイトルに関連する用語 (9件)： 骨再生 ,  ゼラチン ,  アパタイト ,  複合材料 ,  ミクロスフェア ,  無機化 ,  生分解 ,  薬物放出 ,  挙動