文献
J-GLOBAL ID:201002272938849458   整理番号:10A0883224

異なるマンヌロン酸グルロン酸比をもったアルギン酸の排除体積,拡散係数,及び表面電荷の差異

Differences in Excluded Volume, Diffusion Coefficient, and Surface Charge of Alginates with Different Mannuronate to Guluronate Ratio
著者 (3件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 3-11  発行年: 2010年03月01日 
JST資料番号: L4559A  ISSN: 1347-2194  CODEN: JBM0A6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ゲル濾過及び粘度を動的及び電気泳動光散乱法と共に用いて,高いマンヌロン酸(M)含有量(500M)及び高いグルロン酸(G)含有量(500G)をもった二つの型のアルギン酸の排除体積の差異を測定した。両方のアルギン酸の分子量はほとんど同じであった。500Mのゲル濾過の型は500Gよりも速く溶出し,500Mの排除体積が500Gよりも大きいことを示した。500Mの還元粘度は500Gよりも大きかった。500Mの拡散係数は500Gよりも小さかった。分子ドメインの表面電荷を示すゼータ電位は500Mに対して約-60mV,500Gに対して約-50mVであった。分子力学プログラム3(MM3)によって明かにされたように,これらの結果はこのポリマー鎖から曝された500MのMMブロックのカルボキシル基が互いに離れており,500M分子が柔軟な構造を取るという事実に帰せられ得る。他方,500GのGGブロックの一つのグルロン酸のカルボキシル基はもう一つのグルロン酸上のヒドロキシル基と水素結合を形成でき,したがって500Gのポリマー鎖はこの柔軟構造よりコンパクトな構造を取る。これらの理由から500Gの排除体積は500Mより小さくなり,500G分子の表面電荷は500Mよりも小さい負値を示す。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
多糖類 
引用文献 (20件):

前のページに戻る