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J-GLOBAL ID:201002273375214724   整理番号:10A0083528

ドーパミンのカタラーゼ触媒酸化と分子内環化反応を介したドーパミン放出のオンライン測定のための非酸化電気化学手法

A non-oxidative electrochemical approach to online measurements of dopamine release through laccase-catalyzed oxidation and intramolecular cyclization of dopamine
著者 (7件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 1350-1355  発行年: 2010年02月15日 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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DAの独特な反応特性とカタラーゼの優れたバイオ触媒活性に基づく非酸化機構を用いて脳微小透析液中のドーパミン(DP)放出の選択的オンライン測定のための新電気化学手法を検証した。実用的オンライン分析系に対する概念的測定プロトコルからDAの独特の逐次反応特性の変換を行うため,磁性ナノ粒子上にカタラーゼを固定化し,そのナノ粒子は外部磁場を介して溶融シリカ毛管内に限定し,磁性マイクロリアクタを作製した。本マイクロリアクタを薄膜電気化学フローセルの上流に設置し,DAのキノノイド型への酸化を効率的に触媒し,最終的に5,6-ジヒドロキシインドリンキノンを与える,脱プロトン,分子内環化反応,不均化及び/又は酸化を含む逐次反応を開始した。裸ガラス状炭素電極上での産物5,6-ジヒドロキシインドリンキノンのカソード還元をDA測定のための読出しとして用いた。カタラーゼ固定化マイクロリアクタはアスコルビン酸(AA)及び3,4-ジヒドロキシフェニル酢酸(DOPAC)も電気化学活性化合物に酸化し,そのため,両化合物の大きな干渉を除去した。さらに,非酸化化合物への従来型酸化電気化学手法からのDA検出のための変換機構は生理学的レベルの尿酸,5-ヒドロキシトリプタミン,ノルエピネフリン及びエピネフリンの無干渉測定を可能にした。電流応答は1~20μMのDA濃度範囲に直線であり,感度は3.97nA/μMであった。SN比3での検出限界は0.3μMであった。本オンライン法の高感度,良好な直線性,高い安定性は生理学的及び病理学過程での脳DA放出の連続監視のために大きな能力を与える。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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生化学的分析法  ,  酵素の応用関連  ,  電気化学反応 
物質索引 (8件):
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