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J-GLOBAL ID：201002273696365023   整理番号：10A0924337

ポリロタキサン繊維の調製.II 2種の架橋剤で処理したポリロタキサン繊維の引張特性

Preparation of Polyrotaxane Fibers. Part II: Tensile Properties of Polyrotaxane Fibers Treated with Two Cross-linking Reagents

著者 (7件)： KATSUYAMA Naoya (Shinshu Univ., Nagano, JPN) ,  SHIMIZU Koji (Shinshu Univ., Nagano, JPN) ,  SATO Shunya (Shinshu Univ., Nagano, JPN) ,  ARAKI Jun (Shinshu Univ., Nagano, JPN) ,  TERAMOTO Akira (Shinshu Univ., Nagano, JPN) ,  ABE Koji (Shinshu Univ., Nagano, JPN) ,  ITO Kohzo (Univ. Tokyo, Chiba, JPN)
資料名： Textile Research Journal  (Textile Research Journal)
巻： 80  号： 12  ページ： 1131-1137  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： E0244A  ISSN： 0040-5175  CODEN： TRJOA9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 繊維の強度特性を改良するためにポリエチレングリコールとシクロデキストリンを含むポリロタキサンの湿式紡糸により調製したポリロタキサン繊維を2種の架橋剤のジビニルスルホン(DVS)とエチレングリコールジグリシジルエーテル(EGDE)で架橋した。DVSとEGDEの2タイプの架橋剤によるポリロタキサン繊維の架橋処理が満足に架橋繊維を生出し,ジメチルスルホキシド(DMSO)において不溶解であった。DVS処理した繊維の破断強度と初期モジュラスは架橋時間とともに増加し,破断伸度は若干改良された。破断伸度の劇的な改良がEGDE架橋後に観察され,元長の645%に達したが,破断強度と初期モジュラスは若干改良を示した。全ての繊維の結晶度は架橋処理後実質的に変化しなかった。

シソーラス用語： *ポリロタキサン ,  架橋剤 ,  引張試験 ,  *強度 ,  ポリエチレンオキシド ,  シクロデキストリン ,  湿式紡糸 ,  弾性係数 ,  伸び率 ,  結晶度 ,  脂肪族化合物 ,  スルホキシド
準シソーラス用語： ポリエチレングリコール

分類 (2件)： 半合成・合成繊維  (YM03030K) ,  繊維改質  (YM02050Z)

物質索引 (3件)： DMSO ,  エチレングリコールジグリシジルエーテル ,  ジビニルスルホン

タイトルに関連する用語 (5件)： ポリロタキサン ,  繊維 ,  調製 ,  架橋剤 ,  引張特性