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J-GLOBAL ID：201002273726437563   整理番号：10A0287999

食餌性アントシアニン豊富ビルベリー抽出物は糖尿病マウスの高血糖とインスリン感受性をAMP-活性化蛋白質キナーゼの活性化により改善する

Dietary Anthocyanin-Rich Bilberry Extract Ameliorates Hyperglycemia and Insulin Sensitivity via Activation of AMP-Activated Protein Kinase in Diabetic Mice

著者 (4件)： TAKIKAWA Masahito (Chubu Univ., Aichi, JPN) ,  INOUE Seiya (Chubu Univ., Aichi, JPN) ,  HORIO Fumihiko (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  TSUDA Takanori (Chubu Univ., Aichi, JPN)
資料名： Journal of Nutrition  (Journal of Nutrition)
巻： 140  号： 3  ページ： 527-533  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： E0050A  ISSN： 0022-3166  CODEN： JONUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ビルベリーはアントシアニンが豊富で,このアントシアニンは糖尿病にも効果的といわれるが,今回そのメカニズムを探った。4週齢の雄KK-A^yマウス(2型糖尿病易発性)に市販CE-2食(対照食)を1週間投与後2群に分け,対照食またはビルベリー抽出物(BBE:アントシアニン375g/kg)10%添加食(BBE食)を5週間投与した。BBE群は対照群より有意に血糖値が減少し,インスリン感受性が改善された。BBE群マウスの白色脂肪組織(WAT),骨格筋および肝臓ではAMP-活性化蛋白質キナーゼ(AMPK)が活性化し,WATおよび骨格筋のグルコース輸送体4は促進制御,肝臓の糖新生と脂質含量は抑制,アセチル-CoAカルボキシラーゼは不活性で,PPARα,アシル-CoAオキシダーゼ,カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ-1Aは促進制御されていた。

シソーラス用語： *スノキ属 ,  抽出液 ,  *アントシアニン ,  マウス ,  雄性 ,  病態モデル ,  高血糖症 ,  感受性 ,  血糖 ,  食餌効果 ,  *血糖降下作用 ,  *セリン/トレオニンキナーゼ ,  酵素活性化 ,  脂肪組織 ,  骨格筋 ,  肝臓 ,  GLUT4 ,  遺伝子発現 ,  アップレギュレーション ,  *2型糖尿病 ,  インスリン
準シソーラス用語： *インシュリン非依存性糖尿病 ,  インシュリン ,  *AMP活性化蛋白質キナーゼ ,  インシュリン感受性 ,  *ビルベリー ,  植物エキス ,  白色脂肪組織

分類 (3件)： 果実とその加工品  (FJ11030Z) ,  代謝異常・栄養性疾患の治療  (GD05030F) ,  糖質の代謝と栄養  (EJ02035H)

タイトルに関連する用語 (10件)： 食餌 ,  アントシアニン ,  ビルベリー ,  抽出物 ,  糖尿病マウス ,  高血糖 ,  インスリン感受性 ,  AMP ,  活性化 ,  蛋白質キナーゼ