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J-GLOBAL ID：201002273931265660   整理番号：10A0234679

Sociable Dining Table:相互適応による「コンコン」インタフェースに向けて

著者 (5件)： 鴨田貴紀 (豊橋技科大 知識情報工学系) ,  角裕輝 (豊橋技科大 知識情報工学系) ,  竹井英行 (豊橋技科大 知識情報工学系) ,  吉池佑太 (豊橋技科大 知識情報工学系) ,  岡田美智男 (豊橋技科大 知識情報工学系)
資料名： ヒューマンインタフェース学会論文誌  (Transactions of Human Interface Society)
巻： 12  号： 1  ページ： 57-70  発行年： 2010年02月25日 
JST資料番号： L3614A  ISSN： 1344-7262  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 人とシステム間の相互適応に基づくインターフェースについてSDTによるWoZ実験と学習モデルの構築,学習モデルの検証実験を行いプロトコルの共有が可能であることを示した。Sociable Dining Tableの概要とシステム構成を示し,テーブルをノックする「コンコン」インターフェースによりテーブル上のスナックプレートを誘導する実験をWoZ法により人同士の相互適応実験として行い,プロトコルの分類やプロトコルが共有される初期段階の特徴等を述べた。これを基にノックのパターンを記憶する学習モデルを構築し,人とスナックプレートとの相互行為による評価実験を行った。実験の結果と特徴的な事例を示し学習モデルの有効性を確認した。

シソーラス用語： 人間工学 ,  *ヒューマンインタフェイス ,  ヒューマンファクタ ,  *コミュニケーション ,  *適応制御 ,  プロトコル ,  遠隔制御 ,  強化学習 ,  学習モデル ,  データ解析
準シソーラス用語： ヒューマンインタラクション ,  相互適応

分類 (1件)： 人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (12件)：

• STEELS, Luc. Perceptually grounded meaning creation. Proceedings of the International Conference on Multi-Agent Systems, 1996. 1996, 338-344
• 小松孝徳. パラ言語情報を利用した相互適応的な意味獲得プロセスの実験的分析. 認知科学. 2003, 10, 1, 121-138
• 岡本昌之. Wizard of Oz 法を用いた対話型 Web エージェントの構築. 人工知能学会論文誌. 2002, 17, 3, 293-300
• 竹井英行. Sociable Dining Table : テーブルの上に棲まうもう一つの家族. ヒューマンインタフェースシンポジウム資料集, 2007. 2007, 271-274
• DENNETT, Daniel C. 心はどこにあるのか. 1997

タイトルに関連する用語 (2件)： 適応 ,  インタフェース