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J-GLOBAL ID：201002273981149725   整理番号：10A0814501

放物線方程式法で計算した南極海のLuetzow-Holm湾におけるパルス波伝播の数値解析

Numerical Analysis of Pulse Wave Propagation in Luetzow-Holm Bay of the Antarctic Ocean Calculated by the Parabolic Equation Method

著者 (4件)： TSUCHIYA Takenobu (Kanagawa Univ., Yokohama, JPN) ,  MATSUMOTO Sayuri (Port and Airport Res. Inst., Kanagawa, JPN) ,  ANADA Tetsuo (Kanagawa Univ., Yokohama, JPN) ,  ENDOH Nobuyuki (Kanagawa Univ., Yokohama, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 49  号： 7,Issue 2  ページ： 07HG14.1-07HG14.6  発行年： 2010年07月25日 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 南極海における海洋気候研究は自律型無人潜水機(AUV)を使用して行う事が考えられている。本研究では,AUVとの音響通信に対して南極海のLuetzow-Holm湾において音波伝播特性を理解するために,2次元(2D)放物線方程式法を用いてパルス波形を評価した。個々の送信機は三つの異なった深さ(50,100,150m)に設置され,伝播範囲はOW横断ラインにおいて39kmまでとした。南極海におけるパルス伝播を3ボトムモデルを用いて計算し,深浅測量によってパルス振幅に対するパルス伝播の影響を決定した。その結果,音源深さが100mの時,パルス波振幅の変動は約3dBである事を示した。音源深さを50mから150mに変えると,パルス振幅は5から-10dBまで変化した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *海洋ロボット ,  潜水船 ,  *音波通信 ,  *水中通信 ,  水中音響 ,  超音波応用 ,  *南極海 ,  方程式 ,  計算機シミュレーション ,  分布 ,  パルス波 ,  波形解析
準シソーラス用語： *AUV ,  リュツォ・ホルム湾 ,  音圧分布 ,  水中音響通信 ,  放物線方程式

分類 (1件)： 水中音響応用  (BB03090U)

引用文献 (13件)：

• W. Munk, P. Worcester, and C. Wunsch: in Ocean Acoustic Tomography, ed. G. K. Batchelor (Cambridge University Press, Cambridge, U. K., 1995) Chap. 4, p. 136.
• H. Medwin and C. S. Clay: Fundamental of Acoustical Oceanography (Academic Press, San Diego, CA, 1998) Chap. I I, p. 468.
• H. Ogasawara, T. Nakamura, H. Fujimori, H. Hachiya, and K. Mizutani: Jpn. J. Appl. Phys.47(2008)4349.
• J. Park, J. R. Yoon, and J. Park: Jpn. J. Appl. Phys.48(2009)07GL03.
• T. Tsuchiya, T. Okuyama, N. Endoh, T. Nakamura, and I. Nakano: Jpn. J. Appl. Phys.39(2000)3212.

タイトルに関連する用語 (6件)： 放物線方程式 ,  計算 ,  南極海 ,  パルス ,  波伝播 ,  数値解析