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J-GLOBAL ID:201002274095647540   整理番号:10A1753871

創部のケア適用における制御分解のための微生物セルロースへのセルロース分解酵素の取り込み

Incorporation of Cellulosic Degrading Enzymes into Bacterial Cellulose for Controlled Degradation in Wound Care Applications
著者 (2件):
資料名:
ページ: 1760-1770  発行年: 2010年 
JST資料番号: K20100035  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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創部を治療するための生体吸収性および生物学的に相性の良い組織付着物質の開発が研究の目的となっている。今日まで,多くの繊維が使用されたが,不純物および分解産物の存在が問題となっている,その中で微生物セルロースは創部治療および再生医療に理想的な物質として現在市販されている。ここでは,セルロースを創部のケア適用中において制御分解でグルコースに変換するように微生物セルロースへのセルロース分解酵素の取り込みの手法をクエン酸-クエン酸ナトリウム(CA-SC緩衝液)およびクエン酸-第二燐酸ナトリウム(CA-SPD緩衝液)を使用して検討した。酵素は酸性セルラーゼ,混合セルラーゼ,中性セルラーゼ,およびアルカリセルラーゼに分類した。実験の結果,生体吸収性微生物セルロース(BBC)を製造する有効な方法は凍結乾燥を2度行なうことであることが証明された。CA-SC緩衝液は初期pHが3.5に調製された場合にPBS環境溶液と良好な緩衝能を示した。PBS溶液の組成およびpHはヒトの血漿のそれに類似していた。PBS溶液の場合,BBCフィルムはTrichoderma viride由来のセルラーゼ酵素CおよびpH4.0の場合,徐々に分解した。これは,組織細胞がセルロース膜が完全に分解する前に増殖する十分な時間を有していることを証明していた。PBS溶液中の模擬in-vitro分解ではPBS溶液中でT. viride由来の酵素AおよびCとのセルロースフィルムが良好な分解率を示しており,最も高いグルコース収量はBBCフィルムがCA-SC緩衝液でpH3.5の場合に酵素Cに取り込まれた場合に起こった。
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分類 (2件):
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微生物の生化学  ,  外皮一般 
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