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J-GLOBAL ID:201002274313369990   整理番号:10A0718806

熱帯熱マラリア原虫とヒトのオロチン酸ホスホリボシルトランスフェラーゼの遷移状態におけるピロリン酸の相互作用

Pyrophosphate Interactions at the Transition States of Plasmodium falciparum and Human Orotate Phosphoribosyltransferases
著者 (2件):
資料名:
巻: 132  号: 25  ページ: 8787-8794  発行年: 2010年06月30日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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熱帯熱マラリア原虫のオロチン酸ホスホリボシルトランスフェラーゼ(PfOPRT)とヒトのオロチン酸ホスホリボシルトランスフェラーゼ(HsOPRT)は抗マラリア薬および抗癌剤のターゲットとしての可能性が示されている。PfOPRTとHsOPRTは加ピロリン酸分解反応における遅い基質としてオロチジンを用いることから,加ピロリン酸分解について速度論的同位体効果(KIE)が測定可能で,ピロリン酸(PPi)を利用してPfOPRTおよびHsOPRTの遷移状態を調べることができる。本研究では,PfOPRTおよびHsOPRTの遷移状態の構造について,計算したKIEと実験的なKIEの量子化学マッチングを用いて検討した。遷移状態のPfOPRTとHsOPRTでは,オロチン酸は完全に解離し,リボケーションがよく発達して,PPi求核剤が弱く結合しており,C2’-エンドリボシルパッカーが認められた。PfOPRTとHsOPRTの5’-領域の形状は同様で,C3’-C4’-C5’-O5’の二面角は約-170°であった。これらの遷移状態はオロチジン5’-一リン酸塩およびホスホノ酢酸を基質とした場合のそれと同様であった。以上より,OPRTは異なる基質においても同様の遷移状態を示すこと,遷移状態の構造は触媒部位の構造によって部分的に決定されることが示唆された。
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  微生物の生化学 
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