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J-GLOBAL ID：201002274372790844   整理番号：10A0978590

石炭火力発電とCCS技術 海洋貯留と二酸化炭素ハイドレート

著者 (1件)： 阿部豊 (筑波大 大学院システム情報工学研究科)
資料名： 日本ガスタービン学会誌  (Journal of the Gas Turbine Society of Japan)
巻： 38  号： 5  ページ： 296-301  発行年： 2010年09月20日 
JST資料番号： X0134A  ISSN： 0387-4168  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地球温暖化防止対策として注目されているCCS(二酸化炭素回収貯留)の海洋隔離技術に関して概説した。具体的には,まず,CO₂海洋隔離の現状について紹介し,その種類とCO₂貯留技術に関して,海底下貯留法,溶解法および深海貯留法について概説した。さらに,海洋隔離条件下におけるCO₂の性質に関して,CO₂の物性,CO₂ハイドレートの物性について解説した。特に,CO₂ハイドレートが海洋隔離を行う上で重要な役割を演ずることやその挙動についてさらに科学的知見を蓄積する必要性を指摘した。

シソーラス用語： 水和物 ,  *二酸化炭素 ,  二酸化炭素固定化 ,  海洋投棄 ,  二酸化炭素回収貯留
準シソーラス用語： CCS【環境保全】 ,  *海洋隔離 ,  海洋貯留 ,  深海貯留法 ,  地球温暖化防止 ,  *二酸化炭素ハイドレート ,  石炭火力発電

分類 (1件)： 排ガス処理技術一般  (SC04010L)

引用文献 (39件)：

• 気候変動に関する政府間パネル (IPCC) 第四次報告書. 2007
• 気候変動に関する政府間パネル「第4次報告書に対する第3作業部会の報告」政策決定者向け要約. 2007
• 日本経済新聞. 2009, 4月16日
• 地球環境産業技術開発機構. 図解CO_2貯留テクノロジー. 2006
• BERGMAN, P. Geological sequestration of CO_2 : A status report. 2000, 169-173

タイトルに関連する用語 (4件)： 石炭火力発電 ,  CCS ,  海洋貯留 ,  二酸化炭素ハイドレート