抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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我々の室温RTD発振器の研究成果について最近の結果を交え紹介した。GaInAs/AIAsの2重障壁RTDとスロットアンテナを集積した発振器において,高有効電流密度,低キャパシタンス構造により831GHzの基本波発振が得られた。薄膜バリアと傾斜エミッタにより遅延時間を短縮したRTDによって1.04THzにさらなる高周波化を行った。オフセット給電スロットアンテナと発振素子アレイにより高出力化が出来ることを示した。バイアス電圧により発振周波数が変化することを示し,これにより素子に直接変調を加えたときの特性を示した。以上の結果から,RTD発振素子はコンパクトな室温THz光源の有力な候補であるといえる。(著者抄録)