抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Lightering Operationとは,洋上にて大型(小型)船舶と小型(大型)船舶を接舷し,原油やLNGなどの貨物を移送する船・船間オペレーションのことで,アメリカのメキシコ湾や西海岸,ヨーロッパのバルト海,ノルウェー沿岸などで盛んに行われている。筆者はオペレーションのDecision Support Systemの開発を行っている。この開発に当たり,特に重要となる要素は次の3点である。1)相対距離および相対速度の高精度な計測,2)MM(Mooring Master)他,乗組員への情報の提供方法(マン・マシンインタフェースの開発),3)安全なオペレーションを行うための判断を行うアルゴリズムの開発。相対距離および速度を計測する方法として,これまで検討してきたものは,電波を用いる方法とGPSを用いる方法である。電波を用いる方法では,Kongsberg Seatex社のRADiusを使用することを検討している。GPSを用いる方法としては,VI-GPSを用いる方法やDGPSを用いた入出港離着桟支援システムをべースにすることを考えている。Lightering Operation中のMMの行動を観察すると,接・離舷の際には,ウイングにて操船を行っている。このため,ウイングでも使用できるようなデバイスで構成する必要がある。