低温順応大西洋タラ(Gadus morhua)トリプシンIの特性化  動力学パラメータ,自己分解及び熱安定性

STEFANSSON Bjarki; HELGADOTTIR Linda; OLAFSDOTTIR Sigridur; GUDMUNDSDOTTIR Agusta; GUDMUNDSDOTTIR Agusta; BJARNASON Jon B.

文献

J-GLOBAL ID：201002275426018561 整理番号：10A0005438

低温順応大西洋タラ(Gadus morhua)トリプシンIの特性化動力学パラメータ,自己分解及び熱安定性

Characterization of cold-adapted Atlantic cod (Gadus morhua) trypsin I - Kinetic parameters, autolysis and thermal stability

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資料名：
巻： 155 号： 2 ページ： 186-194 発行年： 2010年02月
JST資料番号： A0956B ISSN： 1096-4959 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

大西洋タラトリプシンIは高度に活性な低温適応プロテアーゼである。この酵素の動力学パラメータ,自己分解の部位及び安定性を特性化した。トリプシンIをアニオン交換クロマトで精製し,純度及び同一性をSDS-PAGE解析及び質量分析で検証した。同時に以前にcDNA配列のみが報告されている他のタラトリプシンアイソザイム,トリプシンX,をイオン交換クロマトの別のピークで検出した。1~3アミノ酸残基を含む基質でタラトリプシンIの触媒効率(k_cat/K_m)は段階的に増大した。予想通りトリプシンIの活性は高温より15°Cの方が長期に維持された。自己分解に最も感受性が高いトリプシンI分子の残基をEdman分解で同定し,11個の自己分解切断部位を検出した。自己分解はトリプシンIの安定性の寄与因子であることを変性実験で示した。タラトリプシンIは中温性ウシ類似体より熱的変性に対する安定性が低かった。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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酵素一般 , 魚類

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低温順応大西洋タラ(Gadus morhua)トリプシンIの特性化 動力学パラメータ,自己分解及び熱安定性

低温順応大西洋タラ(Gadus morhua)トリプシンIの特性化動力学パラメータ,自己分解及び熱安定性