抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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光学部品を非軸対称非球面形状に研削するときにはトラバース研削が用いられ,また同じトラバース研削でも,砥石送り方向と砥粒切削方向が平行である場合(パラレル研削法と呼ぶ)と,垂直である場合(クロス研削法と呼ぶ)の2通りのトラバース研削法が存在する。本研究では砥粒切削方向と砥石送り方向の関係がトラバース研削面の最大高さ粗さに及ぼす影響について解析した。これにより得た主な知見を次に示した。1)パラレル研削法で研削能率を一定にした場合,ステップ送り量の減少とともに最大高さ粗さが小さくなり,一定値に収束すること,2)研削能率が高い条件ではパラレル研削法の方が滑らかな研削面が得られること,また研削能率が低い条件ではクロス研削法の方が滑らかな研削面が得られること。