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J-GLOBAL ID:201002275756685718   整理番号:10A0169736

突極同期機のトルク式と等価回路

Torque Expressions and Equivalent Circuits for Salient Pole Synchronous Machines
著者 (1件):
資料名:
巻: 130  号:ページ: 236-242 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: X0451A  ISSN: 0913-6339  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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同期機のトルク式には,電流表現のトルク式と,電圧表現のトルク式とが存在する。そして,永久磁石同期機のトルク式としては電流表現のトルク式が,突極同期機のトルク式としては電圧表現のトルク式が一般に用いられている。ところが,同一電動機の同一運転状態に電流表現のトルク式と電圧表現のトルク式とを適用した場合に,全トルクの磁石トルクとリラクタンストルクヘの分解が全く果なる結果となることがある。本論文では,この理由を明らかにするため,双方の式を比較し,考察を加えた。その結果,両トルク式は全トルクの計算においては常に一致するが,回転子の界磁と突極性が同時に存在する場合にトルクを分解する際には不一致が生じることを確認した。さらに,等価回路を用いてトルクの分解について考察し,トルクを発生する電流と磁束のうち,電流を各成分に分けて考えるか磁束を各成分に分けて考えるかに起因して,トルク分解法の違いが生じることを述べた。本論文は,従来から用いられていた突極同期機のトルク式と水久磁石同期機のトルク式との間に生じていた矛盾の原因を説明するものである。
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分類 (1件):
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電動機 
引用文献 (15件):
  • (1) 武田洋次・松井信行・森本茂雄・本田幸雄: 「埋込磁石同期モータの設計と制御」, p. 17, オーム社 (2001)
  • (2) 電気学会編: 「電気学会大学講座 電気機器学」, p. 127, オーム社 (2000)
  • (3) R. E. Doherty and C. A. Nickle: “Synchronous Machines, Part I and II”, Trans. A. I. E. E., Vol. 45, pp. 912-947 (1926)
  • (4) A. S. Langsdorf: “Theory of Alternating-Current Machinery”, pp. 447-476, McGRAW-HILL (1937)
  • (5) M. Nakamura: “A Study of Torque Calculation for PM motor”, Toyo Denki Review, Vol. 118, pp. 1-10 (2008) (in Japanese)
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