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J-GLOBAL ID：201002275866535070   整理番号：10A0577734

ネット状連続繊維補強材を併用したRCはりの曲げ性状

著者 (4件)： 栗原貢介 (群馬大 大学院工学研究科) ,  辻幸和 (群馬大 大学院工学研究科) ,  LI Chun-he (群馬大 大学院工学研究科) ,  KWAK Doyeon (太平洋マテリアル 開研)
資料名： コンクリート工学論文集  (Concrete Research and Technology, Japan Concrete Institute)
巻： 21  号： 2  ページ： 25-33  発行年： 2010年05月25日 
JST資料番号： L1461A  ISSN： 1340-4733  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ネット状連続繊維補強材(以下,連続繊維と略称する)を配置したRCはり供試体を作製し,連続繊維の配置形状,配置枚数およびコンクリートの強度を要因にとり実験を行った。その結果,配置形状は,かぶり内に深く分布することでひび割れ発生荷重は増加するが,降伏荷重および最大荷重は連続繊維の破断が先行するため低下すること,曲げひび割れ幅への影響は小さいことが認められた。配置枚数による影響は,連続繊維を3枚配置することで,連続繊維による引張力の負担分が増して,ひび割れを分散させ,曲げひび割れ幅を効率的に抑制させることが確かめられた。また,積層モデルの断面解析プログラムにより,ネット状連続繊維補強材を併用したはりの曲げひび割れ幅を算出できることが確認された。(著者抄録)

シソーラス用語： *梁 ,  *鉄筋コンクリート構造 ,  *繊維強化コンクリート ,  繊維 ,  *曲げ強さ ,  模型試験 ,  載荷試験 ,  亀裂幅 ,  数値解析 ,  *曲げ亀裂 ,  *機械的性質 ,  *強度
準シソーラス用語： ネット状連続繊維

分類 (1件)： コンクリート構造  (RA04030A)

引用文献 (3件)：

• 土木学会. 2007年制定コンクリート標準示方書 [設計編]. 2008
• 栗原貢介. ネット状連続繊維補強材を用いたRCはりの曲げ性状. 第63回セメント技術大会要旨, 2009. 2009, 63, 194-195
• 栗原貢介. 連続繊維補強材によるRCはりの曲げひび割れ幅の制御に関する基礎研究. コンクリート工学年次論文集. 2009, 31, 2, 1363-1368

タイトルに関連する用語 (5件)： ネット ,  連続繊維補強材 ,  併用 ,  RCはり ,  曲げ性