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J-GLOBAL ID：201002276353381570   整理番号：10A1536784

イネごま葉枯病菌Bipolaris oryzaeに感染したイネのSekiguchi lesion変異体の光誘導抵抗におけるDNA断片化及びトリプタミン蓄積の役割

Role of tryptamine accumulation and DNA fragmentation in light-induced resistance of Sekiguchi lesion mutant of rice infected with Bipolaris oryzae

著者 (4件)： UENO Makoto (Shimane Univ., Matsue, JPN) ,  KUMURA Yumiko (Shimane Univ., Matsue, JPN) ,  KIHARA Junichi (Shimane Univ., Matsue, JPN) ,  ARASE Sakae (Shimane Univ., Matsue, JPN)
資料名： 島根大学生物資源科学部研究報告  (Bulletin of the Faculty of Life and Environmental Science Shimane University)
号： 14  ページ： 3-8  発行年： 2009年09月30日 
JST資料番号： G0587C  ISSN： 1343-3644  CODEN： SDSKF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イネ栽培種Sekiguchi-asahiをcv.Asahi系病変擬似変異体種と同定した。Sekiguchi-asahiはSekiguchi lesionの形成及びトリプタミン蓄積を誘導してBipolaris oryzae感染に対する光強化抵抗性を示した。さらに,光下でB.oryzaeを接種したSekiguchi lesionの葉では,暗下で茶色の斑点病変と比較して有意なDNA断片化が観察された。しかしながら,3-(3,4-ジクロロフェニル)-1,1-ジメチル尿素(DCMU)で前処理すると光下でさえ Sekiguchi-asahiでSekiguchi lesionの形成,トリプタミン蓄積及びDNA断片化が抑制される。イネのB.oryzae光誘導耐性は抗菌活性をもつトリプタミンで支持される。そしてDNA断片化に起因して胞子形成のような病源菌発達の抑制に関与するトリプタミンの蓄積を強化する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *イネ ,  植物病害 ,  小房子嚢菌類 ,  DNA鎖切断 ,  *耐病性 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： ごま葉枯病 ,  *Bipolaris oryzae ,  DNA断片化

分類 (2件)： 稲作  (FC03020C) ,  菌類による植物病害  (FC04052Y)

物質索引 (1件)： トリプタミン

タイトルに関連する用語 (11件)： イネ ,  ごま葉枯病 ,  菌 ,  Bipolaris ,  感染 ,  変異体 ,  誘導抵抗 ,  DNA断片化 ,  トリプタミン ,  蓄積 ,  役割