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J-GLOBAL ID:201002276412550178   整理番号:10A0544835

長期乾燥時のListeria monocytogenesの生存性は塩化ナトリウム及び有機物により促進される

The survival of Listeria monocytogenes during long term desiccation is facilitated by sodium chloride and organic material
著者 (4件):
資料名:
巻: 140  号: 2-3  ページ: 192-200  発行年: 2010年06月15日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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工場は洗浄され,乾燥状態に保たれ,生産が全く行われないような数か月があっても,RAPD法により測定したリステリア菌のひとつの特異的DNAサブタイプは数年に渡り魚屠殺工場に存続した。我々は耐干性が食品加工環境下のリステリア菌の存続性を説明する因子であるとの仮説を設定し,現研究の目的は模擬食品加工条件下のステンレス鋼上に乾燥に耐えて生存するリステリア菌の能力を測定することであった。乾燥時の様々な土壌及び相対湿度(RHs)に曝された8リステリア菌株の生菌数は最初の週に有意に(p<0.05)減少したが,その後の数週間あるいは数か月に渡り平衡高原状態にて一定して存続した。生理的ペプトンサリン(PPS)における乾燥は生存菌を3~5対数ユニット削減したが,細菌学的成長基質(1%グルコース添加トリプトン大豆ブロス,TSB-glu)あるいは5%NaClだけ添加のPPSに懸濁した細菌細胞は1~3対数ユニット削減された。2,43及び75%のRHsにて,表面は,それぞれ,静置の1,3及び5日後に可視的に乾燥状態となった。最低RHは生菌能力の最も有意な消失をもたらしたが,乾燥処理(即ち,TSB-glu及び/又は塩の存在)に関わらず,10<sup>3</sup>~10<sup>4</sup>CFU/cm<sup>2</sup>が生菌として残留した。75%RHにて,TSB-gluにて乾燥された時,細菌数はほとんど一定に残留した。細菌がサケあるいは燻製サケ汁において15°C,43%RHにて生育され,乾燥された時,生存菌は緩慢に減少し,3か月後に生菌として残留する全8株由来の低菌数(10<sup>2</sup>~10<sup>3</sup>CFU/cm<sup>2</sup>)がもたらされた。乾燥時の条件が不活性化動力学及び生存菌数に大きな影響を持つ時,存続性リステリア菌が推定非存続性分離菌より大きな耐干性を持つことはなかった。我々の研究は乾燥条件下で数カ月生存する能力が食品加工環境下に存続するリステリア菌の能力を説明する因子であることを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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工場衛生・衛生工学一般  ,  食品衛生一般  ,  微生物生理一般 

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