抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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連続スペクトルに対する波と波の非線形相互作用Snlは自己相似なスペクトル形状の維持やスペクトルピークのダウンシフティングなど波浪の発達においてきわめて重要である。第三世代モデルによる波浪予測の現業運用には通常DIA法をベースとしたSnlが用いられている。DIA法は無限に存在する共鳴対の中で一組を用いてSnlを定式化するため,その限界が指摘されてきている。一方,Snlの厳密計算には現在の計算資源をもってしても膨大な計算時間を要するためで現業モデルへの適用は不可能である。本研究では,20組の共鳴対を用いたSRIAM法(小松,1995)を用いてSnlを評価し,波浪ハインドキャスト実験を行うとともに,DIA法および現場観測データ(NDBC)との比較を行った。さらに高周波スペクトルの再現性の観点からエネルギーソースバランスに関して検討を行った。(著者抄録)