抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究は桜の染色性を分析し赤みのある布に染色する上での最適な染色条件を明らかにすることにより環境教育教材の開発に寄与することを意図している。染色実験ではソメイヨシノの枝及び葉を染材とし,まず蒸留水,酢酸溶液及び炭酸カリウム水溶液から抽出したpH条件の異なる5種類の染液について吸光度を測定した。そして染液は抽出後の自然放置時間による吸光度の変化についても測定を行った。ソメイヨシノを染材に用いて赤みのある染色を行うためには,アルカリ性条件で抽出した染液を1~4日間自然放置したうえで染色を行う必要があることが明らかになった。また,染色布は素材ごとに染色度合いや染色時間と濃度が異なることが確認された。