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J-GLOBAL ID：201002277637707765   整理番号：10A0190175

爆発物検出における統合モデルの構築

Establishment of Integrated Model for Explosive Detection

著者 (3件)： 宮尾知幸 (東大 大学院工学系研究科) ,  荒川正幹 (東大 大学院工学系研究科) ,  船津公人 (東大 大学院工学系研究科)
資料名： 安全工学  (Journal of Japan Society for Safety Engineering)
巻： 49  号： 1  ページ： 11-19  発行年： 2010年02月15日 
JST資料番号： F0587A  ISSN： 0570-4480  CODEN： ANKOBG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,世界各地においてテロの危険性が増している。テロの標的となりやすい大規模集客施設において,爆発物や危険物を発見することは,人々の安全・安心を確保する上で重要であるが,満足する成果をあげているとは言い難い。その一因として,一つの検出器での精度向上の限界が挙げられる。また,実用的な観点から見ると,検出精度を高めつつも,検出時に人の流れを妨げないようにする必要がある。そこで本論文では,爆発物検出における統合モデルの構築を提案する。これにより,検出精度が高く,実用的な爆発物検出システムの実現が可能になると期待される。ケーススタディとして,ミリ波を用いた検出器,VUV-SPI-TOFMSを用いた検出器,中性子スペクトルを用いた検出器に関する統合モデルの構築を行い,検出精度が向上することを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： 犯罪 ,  *モデリング ,  中性子スペクトル ,  *爆薬 ,  *検出器 ,  精度 ,  施設 ,  大規模 ,  事例研究 ,  真空紫外線 ,  *爆発物
準シソーラス用語： *テロ ,  検出精度

分類 (2件)： 赤外・遠赤外領域の測光と光検出器  (BD07032W) ,  災害・防災一般  (RA02010Q)

引用文献 (25件)：

• KAPUR, G. B. The United States Twenty-Year Experience With Bombing Incidents : Implications for Terrorism Preparedness and Medical Response. J. Trauma. 2005, 59, 6, 1436-1444
• RYAN, J. The London attacks-preparedness : Terrorism and the medical response. N. Engl. J. Med. 2005, 353, 24, 543-545
• SEQELL, G. M. Terrorism : London Public Transport. 2005, 4-8
• EWING, R. G. A critical review of ion mobility spectrometry for the detection of explosives and explosive related compounds. Talanta. 2001, 54, 3, 515-529
• STEINFELD, J. I. A Challenge for Physical Chemistry. Annu. rev. Phys. chem. 1998, 49, 1, 203-232

タイトルに関連する用語 (3件)： 爆発物 ,  統合モデル ,  構築