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J-GLOBAL ID:201002277762419216   整理番号:10A0248903

ボールミリングにより作製したNiO基感知電極を備えた混合ポテンシャル型ジルコニア基センサの感知特性

Sensing characteristics of mixed-potential-type zirconia-based sensor attached with NiO-based sensing electrode prepared by ball-milling
著者 (3件):
資料名:
巻: 118  号: 1375  ページ: 197-201 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: F0382A  ISSN: 1882-0743  CODEN: JCSJEW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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高温で代表的炭化水素(HC)のプロピレン(C3H6)を選択探知するため,酸化物感知電極(SE)を備えた安定化ジルコニア基センサを開発した。調査した6種類の市販酸化物の中で,NiO-SEが600°Cの湿潤条件下においてC3H6に対して最も高い感度を示した。しかし,このセンサのC3H6選択性,応答,回復時間などの他の感知特性は不十分であった。C3H6感知特性を改良するため,引続いてNiO-SEに各種酸化物を混合した。より良好な応答再現性のため,全ての単一および混合酸化物SEsをボールミリングにより作製した。その結果,NiTiO3-SE(初期混合50mol%NiOおよび50mol%TiO2)を備えたセンサは650°CのC3H6に対して比較的速い応答および回復で,高い選択性と感度応答を示した。また,各種方法で作製したNiTiO3-SEsの感知性能の比較により,C3H6に対する高選択性および高感度の観点から,ボールミリング法が最も適切であることを見出した。(翻訳著者抄録)
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