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J-GLOBAL ID：201002278634449001   整理番号：10A0858807

2010年チリ地震津波のチリ沿岸での現地調査

著者 (3件)： 今村文彦 (東北大 大学院工学研究科 災害制御研セ) ,  藤間功司 (防衛大) ,  有川太郎 (港湾空港研 アジア・太平洋沿岸防災研究セ)
資料名： 津波工学研究報告  (Research Report of Tsunami Engineering)
号： 27  ページ： 83-89  発行年： 2010年03月30日 
JST資料番号： L2458A  ISSN： 0916-7099  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2010年2月27日チリ地震津波のチリ沿岸における津波の実態,被害状況,警報情報と避難実態,事前の対応について現地調査を行った。調査は,津波以外の地震工学,耐震,地盤,社会インフラなどについての調査チームと合同で実施した。その結果,津波被災地域には平均5~8mの津波(遡上高さ)が押し寄せていた。Dichatoでは8mの遡上を記録し,8割以上の住宅が破壊された。San Antoniaでは堤防の有無が被害の明暗を大きく分けていた。津波の最大波に関しては,第一波以降であることは確認できたが,いつ最大波になったのかなどについては,多くの住民が避難していたため,断定できなかった。

シソーラス用語： チリ共和国 ,  *津波 ,  沿岸 ,  現地調査 ,  避難 ,  警報 ,  *災害 ,  遡上 ,  津波遡上
準シソーラス用語： *地震津波 ,  *津波被害

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (5件)： 2010年チリ地震 ,  津波 ,  チリ ,  沿岸 ,  現地調査