抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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配電系統におけるPV群総出力が最大となるようなトポロジーを決定する問題を扱い,その解法を提案した。この手法の特徴は次の2点である。1)PV群の総出力を最大化することと,配電線の電圧分布を平滑化することに相関があることに着目して,複雑な組み合せ最適化問題を解きやすい問題に置き換える。2)負荷とPVを電流源で近似表現し,線形回路の重ね合わせの理を用いて,各地点の電圧を高速に計算し,逐次的に区分開閉器の開放地点を決定するアルゴリズムを考案する。この手法の妥当性を検討するため,住宅負荷とPVを連系した二種類の配電系株モデルを用いて,最適なトポロジーを探索するための計算時間と,PV群総出力を算定した。その結果,この手法は短時間でPV群総出力を最大化するトポロジーの発見に有効となる可能性があることが分かった