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J-GLOBAL ID：201002279325966359   整理番号：10A0174365

C型肝炎ウイルス感染ヒト肝癌細胞におけるミクロRNAとメッセンジャーRNAの系統的同定

Systematic identification of microRNA and messenger RNA profiles in hepatitis C virus-infected human hepatoma cells

著者 (4件)： LIU Xiuying (State Key Lab. for Molecular Virology and Genetic Engineering, Inst. of Pathogen Biology, Chinese Acad. of Medical ...) ,  WANG Tianyi (Dep. of Infectious Diseases and Microbiology, Univ. of Pittsburgh, PA 15261, USA) ,  WAKITA Takaji (Dep. of Virology II, National Inst. of Health, 1-23-1 Toyama, Shinjuku, Tokyo 132-8640, JPN) ,  YANG Wei (State Key Lab. for Molecular Virology and Genetic Engineering, Inst. of Pathogen Biology, Chinese Acad. of Medical ...)
資料名： Virology  (Virology)
巻： 398  号： 1  ページ： 57-67  発行年： 2010年03月01日 
JST資料番号： H0793A  ISSN： 0042-6822  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： in vitroでの急性HCV感染に際しての宿主ミクロRNA(miRNA)/メッセンジャーRNA(mRNA)発現の全体的並びに動的変化を調べるために,ヒト肝癌細胞を用いて包括的マイクロアレイ解析を行った。全体として,108ヒトmiRNAと1247mRNAを同定し,その発現量はHCV感染に応答して2倍以上変化した。HCV感染で,ユニークなmiRNA発現パターンのサインはmiRNA制御宿主細胞生理機能と抗ウイルス機序の関与を反映したが,時差的に制御される遺伝子の大半は代謝,細胞増殖,アポトーシス及びサイトカイン/ケモカイン経路に関連していた。更に,時差的に発現されたmiRNAとその推定標的との逆の制御関係を構築した。最後に,miR-24,miR-149^*,miR-638とmiR-1181のような時差的に発現されたmiRNAはHCV進入,複製及び増殖に関与することが同定された。これらの結果は,miRNAとmRNAの複合的な特性化がHCV感染における診断並びに機構的特色として優れた能力を有していることを示唆する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *C型肝炎ウイルス ,  ウイルス感染 ,  *肝臓腫瘍 ,  *アンチセンスRNA ,  *mRNA ,  DNAマイクロアレイ ,  細胞増殖 ,  アポトーシス ,  サイトカイン ,  ケモカイン ,  ターゲット
準シソーラス用語： *マイクロRNA

分類 (1件)： ウイルス感染の生理と病原性  (EG04042Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： C型肝炎ウイルス感染 ,  ヒト ,  肝癌細胞 ,  ミクロRNA ,  メッセンジャーRNA ,  系統 ,  同定