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J-GLOBAL ID:201002279477908419   整理番号:10A0850805

ニトリロ三酢酸存在下のCe(IV)/Ce(III)の酸化還元挙動:An(IV)/An(III)酸化還元挙動ための代替研究

Redox behavior of Ce(IV)/Ce(III) in the presence of nitrilotriacetic acid: A surrogate study for An(IV)/An(III) redox behavior
著者 (4件):
資料名:
巻: 98  号:ページ: 397-402  発行年: 2010年 
JST資料番号: C0563A  ISSN: 0033-8230  CODEN: RAACA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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アクチニド(An)の酸化状態は,Anの地球化学的性質が強く酸化状態に依存するので,その移動挙動に影響を及ぼす最も重要な因子の1つである。放射性廃棄物に含まれるか,自然環境に存在する有機酸を持つ錯体は,Anの酸化還元挙動に影響を及ぼす。本研究では,An(IV)/An(III)酸化還元挙動に対する錯体の影響を予測するために,サイクリックボルタンメトリを用いて,25°Cのニトリロ三酢酸(NTA)溶液中で,An(IV)/An(III)の代替であるCe(IV)/Ce(III)の酸化還元挙動が調査された。NTA溶液中のCe(IV)/Ce(III)の酸化還元電位は,NTAなしの硝酸溶液中と比較して-0.94Vである。I=0でのCeIV(nta)2-2の安定度定数の対数は38.6±0.8と推定され,NpIV(nta)2-2とほぼ同じ値である。本結果は,An(IV)/An(III)酸化還元電位の,マイナスシフトがNTA溶液中で起きるかもしれないことを示唆している。この酸化メカニズムは,Pu(IV)-NTA錯体が,溶液中で非常に安定であるため,Pu移動の潜在的可能性を増進するかもしれない。
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分類 (1件):
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放射性廃棄物 
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