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J-GLOBAL ID:201002279501499096   整理番号:10A1530729

シリコーンフッ素化脂肪族ポリエステルアミドの酵素的合成

Enzymatic synthesis of silicone fluorinated aliphatic polyesteramides
著者 (2件):
資料名:
巻: 51  号: 26  ページ: 6161-6167  発行年: 2010年12月10日 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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固定化Candida antarctica(Novozym-435)由来リパーゼBを重合触媒として,同じ直線状主鎖にフッ素化脂肪族部分とジメチルシロキサン部分が組み込まれ,さらにアミドとエステルの両結合を含んだシリコーンフッ素化脂肪族ポリエステルアミド(SFAPEAs)を合成した。この酵素触媒重合は,バルク,温度範囲70~90°C,及び減圧(ゲージ圧50mmHg)下,α,ω-アミノプロピル末端ポリ(ジメチルシロキサン)(APDMS)とアジピン酸ジエチル(DEA)間のアミド化及びアジピン酸ジエチルと4つの異なるフッ素化アルカンジオール(FADs)間のエステル交換の同時反応で実施した。GPC分析で合成フルオロシリコーン類のモル質量を測定し,ポリマのモル質量に及ぼすFADs鎖長の影響を調べた。フルオロカーボン鎖(-CF2-)n間にさらなるメチレン(-CH2-)スペーサとヒドロキシ末端基(-OH)を持った3,3,4,4,5,5,6,6-オクタフルオロ-1,8-オクタンジオール(OFOD)モノマを用いた時,他の3つのFADsモノマ,すなわち,2,2,3,3-テトラフルオロ-1,4-ブタンジオール(TFBD),2,2,3,3,4,4-ヘキサフルオロ-1,5-ペンタンジオール(HFPD)及び2,2,3,3,4,4,5,5-オクタフルオロ-1,6-ヘキサンジオール(OFHD)を用いた時よりも,高いモル質量フルオロシリコーン類が得られた。一連の共重合体を,APDMSに対するFADの供給比率の変更により合成し,類似反応条件下でフッ素化ポリエステル類(FPEs)及びシリコーンポリアミド類(SPAs)も合成した。これらフルオロシリコーン類は,存在するFPE部分のため,半結晶性であった。FPEsは室温では白色固体であったが,SFAPEAは主鎖に存在する柔軟なシリコーン部分のため,シリコーン含有量が15mol%を超えると結晶化度は完全に消失し,粘性材料となった。フルオロシリコーン類の熱分解/解重合特徴はシリコーン含有量増加に伴って改善された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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重縮合  ,  酵素の応用関連 
タイトルに関連する用語 (5件):
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