文献
J-GLOBAL ID:201002280031234587   整理番号:10A1381440

アンホテリシンB含有ナノ構造脂質キャリヤの物理的特性に対する界面活性剤効果

Surfactant effects on the physical characteristics of Amphotericin B-containing nanostructured lipid carriers
著者 (4件):
資料名:
巻: 372  号: 1-3  ページ: 73-79  発行年: 2010年12月03日 
JST資料番号: A0539B  ISSN: 0927-7757  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究ではアンホテリシンB保持ナノ構造脂質キャリヤ(NLC)の物理的特性に対するさまざまな界面活性剤/脂質組合せおよび加工変数の効果を検討した。脂質は固体脂質としてカカオ油および蜜蝋を含み,液体脂質としてはオレイン酸が用いられた。界面活性剤はTween80(非イオン),Pluronic F-127(非イオン),コール酸ナトリウム(イオン),ラウリル硫酸ナトリウム(イオン)およびレシチン(中性)を含んでいた。低濃度から中濃度のイオン界面活性剤からゼータ電位が高く,多分散性が低く,サイズが小さなNLCが得られた。保管時のNLCに安定性を付与するために立体障害ではなく静電反発(イオン界面活性剤に由来する)が必要であった。プローブ-超音波処理によって調合したNLCは保管時に顕著な量のアンホテリシンBを放出した。これは,レシチンを含む蜜蝋のNLCマトリックスにおいて最も明らかであり,レシチンを含まない蜜蝋マトリックスまたはレシチン含有カカオ油NLCと対照的であった。オレイン酸の包接によるNLC結晶格子の変形が予測どおり観測されたが,アンホテリシンB保持量の多いときこれは起らなかった。薬物保持率を向上させるために必要な液体脂質の区切り濃度があり,この濃度を超えると薬物の漏出が起るようであった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
コロイド化学一般  ,  液-液界面  ,  脂肪族アルコール 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る