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J-GLOBAL ID：201002280277400923   整理番号：10A1456609

転換光形態銀ナノ粒子のクエン酸介在形状進化

The citrate-mediated shape evolution of transforming photomorphic silver nanoparticles

著者 (9件)： LEE George P. (Univ. Wollongong, NSW, AUS) ,  BIGNELL Lindsey J. (Univ. Sydney, NSW, AUS) ,  ROMEO Tony C. (Univ. Wollongong, NSW, AUS) ,  RAZAL Joselito M. (Univ. Wollongong, NSW, AUS) ,  SHEPHERD Roderick L. (Univ. Wollongong, NSW, AUS) ,  CHEN Jun (Univ. Wollongong, NSW, AUS) ,  MINETT Andrew I. (Univ. Wollongong, NSW, AUS) ,  INNIS Peter C. (Univ. Wollongong, NSW, AUS) ,  WALLACE Gordon G. (Univ. Wollongong, NSW, AUS)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 46  号： 41  ページ： 7807-7809  発行年： 2010年11月07日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 銀ナノ粒子(AgNP)のクエン酸介在形状進化を報告した。AgNP種溶液に2分間隔で16分まで575nm光照射し,形態変化を観察すると,表面が平坦な円板から六方形,角の欠けた三角形,ほぼ三角形に変換していった。16分照射後には溶液の吸収は546nmから592nmへ赤色シフトし,異方性板状構造の面内双極子プラスモンによる吸収最大だった。この過程はAgNP表面上へのAg⁺の選択的沈着によって駆動され,吸収最大に対する平均粒子高が高度に直線的な相関を示した。成長は凹状配向の3つの側上で促進され,凸状配向の3つの他側でよりゆっくりだった。クエン酸は成長機構に必須で,Ag上に強く吸着することにより集塊を阻害し,AgNP上のAg⁺を減少,Agを増加させると示した。本成長機構によりAgNPは円板状から中間体の多角形を介して三角錐状に変換成長し,光照射時間によって異なる比の六方晶形状粒子が得られると示唆した。

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *変化 ,  赤方偏移 ,  *光照射 ,  六方晶系 ,  透過型電子顕微鏡 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  表面改質 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリカルボン酸
準シソーラス用語： *銀ナノ粒子 ,  *形状変化

分類 (1件)： コロイド化学一般  (CB11010C)

物質索引 (1件)： クエン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： 転換 ,  形態 ,  銀ナノ粒子 ,  クエン酸 ,  進化