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J-GLOBAL ID：201002280291492865   整理番号：10A1050587

生物学的パターン形成理解のための組みとしての反応-拡散モデル

Reaction-Diffusion Model as a Framework for Understanding Biological Pattern Formation

著者 (2件)： KONDO Shigeru (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  MIURA Takashi (Kyoto Univ. Graduate School of Medicine, Kyoto, JPN)
資料名： Science  (Science)
巻： 329  号： 5999  ページ： 1616-1620  発行年： 2010年09月24日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Turingモデル(または反応-拡散モデル)は発生中の動物胚における自己調節性パターン形成を説明するための有名な理論モデルである。その実世界との関連性には議論の余地があるものの,RDモデルにより多様な空間パターンが生成されることから,多種多様な形態学的現象における実験的作業仮説としての潜在的応用性が,数学的研究から明らかとなっている。本総説で,理論に不案内な実験家のために理論の本質を記述し,RDモデルが有効に取り入れられた実験研究例を示した。内容:1)オリジナルTuringモデル,2)RDと勾配モデルとの一致性,3)複雑な現実に対する”単純”モデルの適用,4)現実系におけるTuringパターンの発見,5)脊椎動物皮膚におけるTuringパターン,6)他の潜在的なTuring駆動発生現象。

シソーラス用語： *反応拡散系 ,  パターン形成 ,  形態形成 ,  数学モデル ,  胚発生 ,  Turingパターン

分類 (1件)： 発生・成長の生理一般  (EJ16010L)

タイトルに関連する用語 (4件)： 生物学 ,  パターン形成 ,  理解 ,  拡散モデル