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J-GLOBAL ID:201002280513752534   整理番号:10A0977994

位相雑音および波長分散同時補償を適用したOFDRによる10kmレンジ,cm分解能反射測定

cm-level Resolution Reflectometry over 10-km Range with Phase Noise and Chromatic Dispersion Simultaneous Compensation
著者 (5件):
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巻: 110  号: 176(OCS2010 35-51)  ページ: 53-58  発行年: 2010年08月19日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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位相雑音補償コヒーレント光周波数領域反射測定法(PNC-FDR)の光源として光周波数コム光源を採用し,測定毎に異なる輝線スペクトルを試験光として利用して周波数シフト平均化法(FSAV)を適用することで,フェーディング雑音の低減を試みた。10.4kmまでの反射測定において,2cm以下の空間分解能,-25dBの感度(対口元レイリーレベル)を達成した。また,レイリーレベルに対するフェーディング雑音の相対揺らぎは0.6dBであり,これまでに報告されている理論値と良い一致を得た。アクセス網での反射測定においては0.1dB程度の揺らぎが要求されるため,光コムの更なる広帯域化が必要ではあるが,本手法を用いる事でPNC-OFDRにおいて連結参照法の効果を阻害することなく,フェーディング雑音の低減が可能であることを確認した。また,通常のOFDRでは広帯域な試験光を用いてFSAVを適用する場合,波長分散(CD)による波形広がりが生じ空間分解能が劣化するため,高空間分解能性と低フェーディング雑音の両立は困難であった。しかし,本検討では,光源位相雑音補償に用いている参照干渉計のCD係数をFUTと同等にすることで,CDによる波形広がりを補償できることを明らかにした。これは,光源位相雑音補償と同時に実現可能であるため,PNC-OFDRの長距離・高空間分解能性を損なうことなくフェーディング雑音の低減が可能であることを示している。(著者抄録)
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分類 (2件):
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光通信方式・機器  ,  通信測定一般 
引用文献 (8件):

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