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J-GLOBAL ID：201002280689099527   整理番号：10A0829879

最もX線の輝く星団RXJ1347の中の極度に熱いガス

Extremely Hot Gas in the Most X-ray Luminous Cluster RXJ1347

著者 (9件)： OTA Naomi (Tokyo Univ. Sci., Tokyo, JPN) ,  MURASE Kouichi (Saitama Univ., Saitama, JPN) ,  KITAYAMA Tetsu (Toho Univ., Chiba, JPN) ,  KOMATSU Eiichiro (Univ. Texas at Austin, TX, USA) ,  HATTORI Makoto (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  MATSUO Hiroshi (National Astronomical Observatory of Japan, Tokyo, JPN) ,  OSHIMA Tai (Nobeyama Radio Observatory, Nagano, JPN) ,  SUTO Yasushi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  YOSHIKAWA (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN)
資料名： 宇宙航空研究開発機構特別資料 JAXA-SP-  (JAXA Special Publication)
号： 09-008E  ページ： 82-85  発行年： 2010年02月26日 
JST資料番号： S0762C  ISSN： 1349-113X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： z=0.451における最もX線の輝く銀河星団RXJ1347.5-1145の長期の「すざく」観測からの結果について記述した。猛烈な,星団併合のガス物理学を理解するために,サンヤエフ-チェルドビッヒ(SZ)効果観測によって以前観測された,南東領域における熱い(~20keV)ガスの塊の物理的特性を研究した。「すざく」とチャンドラ・データの合同解析により,南東領域における熱いガスの温度を,25.3(+6.1/-4.5;統計学的信頼度90%),(+6.9/-9.5;組織的信頼度90%)keVと決定する。この値は電波とチャンドラX線データにおけるSZ効果の以前の合同解析とよく一致する。これは,広いX線帯域にわたる「すざく」の前例のない感度により,X線分光計観測のみでこのような高温ガス成分の良好な測定を初めて可能にした。これらの結果は,RXJ1347.5-1145が最近の,猛烈な併合を経験したことを強く示す。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *星団 ,  *天文衛星 ,  *気体 ,  *X線スペクトロメータ
準シソーラス用語： *X線分光計 ,  *すざく ,  すざくX線天文衛星 ,  *銀河星団 ,  *高温ガス

分類 (2件)： 宇宙飛行体  (QK08000Y) ,  星雲  (DB06000W)

引用文献 (8件)：

• Allen S. W. et al. 2002 MNRAS, 335, 256
• Gitti M. et al. 2007 A&A, 472, 383
• Kitayama T. et al. 2004, PASJ, 56, 17
• Komatsu E. et al. 2001 PASJ, 53, 57
• Ota N. et al. 2008 A&A., 491, 363

タイトルに関連する用語 (2件)： X線 ,  星団