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J-GLOBAL ID:201002281420115425   整理番号:10A0144709

ジャスモン酸は水分ストレス下のクレステッドホイートグラス(Agropyron cristatum)の葉においてアスコルビン酸とグルタチオンの代謝を調節する

Jasmonic acid regulates ascorbate and glutathione metabolism in Agropyron cristatum leaves under water stress
著者 (3件):
資料名:
巻: 178  号:ページ: 130-139  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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10%のPEG6000によって誘導した水分ストレス下のクレステッドホイートグラス(Agropyron cristatum)の葉におけるジャスモン酸(JA)によるアスコルビン酸とグルタチオンの代謝調節について研究した。その結果,JAの量,転写産物量,APX,GR,MDHAR,DHAR,GalLDHおよびγ-ECSの活性,AsA,GSH,総アスコルビン酸および総グルタチオン含量が水分ストレスによって増加することがわかった。総グルタチオン含量,転写産物量およびγ-ECS活性以外の上記項目の増加は,水分ストレス処理12時間前のJA生合成阻害剤のイブプロフェン(IBU),リポキシゲナーゼ阻害剤の施用によって抑制された。IBU阻害植物体へのJAの施用は,水分ストレス下でIBUによって誘導された転写産物量の減少と,GalLDH,APX,GR,DHARおよびMDHARの活性の低下,AsA,GSH,総アスコルビン酸含有量の低下を防いだ。一方,IBUによる前処理は植物のマロンジアルデヒド含量と電解質の漏出を増加させ,これらの増加は水分ストレス下におけるJAの施用によって抑制された。これらの結果から,水分ストレスによって誘導されたJAは,アスコルビン酸とグルタチオンの代謝調節を導くシグナルとなり,A.cristatumにおける水分ストレス耐性の獲得に重要な役割を果たしていると考えた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
物質の代謝  ,  植物の生化学 

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