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J-GLOBAL ID：201002281627027178   整理番号：10A0718722

Saccharothrix algeriensisの培養ブロスに吉草酸を添加することによって誘起されるジチオロピロロン抗生物質の生成

Dithiolopyrrolone Antibiotic Formation Induced by Adding Valeric Acid to the Culture Broth of Saccharothrix algeriensis

著者 (7件)： MERROUCHE Rabia (Ecole Normale Superieure de Kouba, Alger, DZA) ,  BOURAS Noureddine (Ecole Normale Superieure de Kouba, Alger, DZA) ,  COPPEL Yannick (UPS, Toulouse, FRA) ,  MATHIEU Florence (UPS, Castanet-Tolosan, FRA) ,  MONJE Marie-Carmen (UPS, Castanet-Tolosan, FRA) ,  SABAOU Nasserdine (Ecole Normale Superieure de Kouba, Alger, DZA) ,  LEBRIHI Ahmed (UPS, Castanet-Tolosan, FRA)
資料名： Journal of Natural Products  (Journal of Natural Products)
巻： 73  号： 6  ページ： 1164-1166  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： C0012B  ISSN： 0163-3864  CODEN： JNPRDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 放線菌,Saccharothrix algeriensisNRRL B-24137を半合成培地中で培養した。ろ過によって,培養ブロスを菌糸体から分離し,発酵の5日目にDCMで抽出した。接種前に培地に5mM濃度で吉草酸を添加した。粗抽出液を濃縮し,部分的に精製した。続いて半分取的逆相HPLCに供して,新規な3種類の抗生物質,ジチオロピロロン誘導体を単離した。すなわち,バレリルピロチン,イソバレリルピロチン,及びホルミルピロチンであった。この時に,既知抗生物質のアウレオトリシンも一緒に単離した。全単離化合物4種類について,抗微生物活性を評価した。グラム陽性菌及び大部分の糸状菌類に対して,ホルミルピロチンが,バレリルピロチン及びイソバレリルピロチンよりも高い活性を示した。しかし,その活性は中程度であった。

シソーラス用語： *抗生物質 ,  *抗微生物作用 ,  *硫黄複素環化合物 ,  放線菌類 ,  菌糸 ,  糸状菌類 ,  *微生物学的反応 ,  抗細菌作用 ,  振盪培養 ,  発酵 ,  単離 ,  グラム陽性菌 ,  高速液体クロマトグラフィー ,  紫外吸収スペクトル ,  電子衝撃イオン化質量分析 ,  炭素13NMR ,  HMBC【磁気共鳴】 ,  COSY ,  脂肪族カルボン酸
準シソーラス用語： HPLC分析 ,  Saccharothrix algeriensis ,  菌糸体 ,  糸状菌 ,  放線菌

分類 (4件)： ジオキソール,オキサチオール,ジチオール  (CF07079K) ,  微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  (FK03010P) ,  抗細菌薬の基礎研究  (GW17020S) ,  抗生物質発酵  (GX03000S)

物質索引 (4件)： 吉草酸 ,  バレリルピロチン ,  イソバレリルピロチン ,  ホルミルピロチン

タイトルに関連する用語 (5件)： 培養 ,  ブロス ,  吉草酸 ,  誘起 ,  抗生物質