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J-GLOBAL ID:201002282093332383   整理番号:10A0254524

ヒト血清アルブミンのシステイニル付加物の濃縮

Enrichment of cysteinyl adducts of human serum albumin
著者 (6件):
資料名:
巻: 400  号:ページ: 61-68  発行年: 2010年05月01日 
JST資料番号: H0177B  ISSN: 0003-2697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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浸透性求電子物質曝露のバイオマーカーを代表する,ヒト血清アルブミン(HSB)のシステイニル付加物の濃縮方法を報告した。HSA付加物の主要部位はCys34の単遊離スルフヒドリル基であるため,チオール親和性樹脂を用いて,メルカプトアルブミン(すなわち,非付加HSA)をシステイニル付加物から分離した。エレクトロスプレイイオン化質量分析を用いて,HSA濃縮前後のメルカプトアルブミンとHSA-Cys34修飾物を検出した。新鮮分離,保存と市販HSA間で,付加物含量の相違が見られた。システニル化とグリコシル化付加物が全ての試料に存在したが,その豊度は市販HSA>保存HSA>新鮮HSA順に減少した。HSA濃縮後,メルカプトアルブミンはもはや質量スペクトルに見られなかった。Bradford分析とゲル電気泳動により定量した,HSA付加物の後/前濃縮比率は新鮮HSAで0.029mg付加物/mgHSA,保存HSAで0.323mg付加物/mgHSAであった。保存試料の付加物量の見掛け上昇は,循環HSA付加物の相違よりむしろ検体調製と保存の相違によるかもしれない。チオール親和性樹脂は,反応浸透性求電子物質の蛋白質付加物を特性化と定量する前にHSA試料からメルカプトアルブミンを効率的に除去できると結論した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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人間に対する影響  ,  有機化合物の物理分析 
タイトルに関連する用語 (3件):
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