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J-GLOBAL ID:201002282225609100   整理番号:10A0254147

メダカ心臓発生の間のストレス応答における心筋細胞生成のエピジェネティック制御

Epigenetic control of cardiomyocyte production in response to a stress during the medaka heart development
著者 (8件):
資料名:
巻: 340  号:ページ: 30-40  発行年: 2010年04月01日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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器官の大きさと形態は,大部分遺伝的プログラムにより決定される。しかしながら,エピジェネティック機構が器官発生過程に影響を及ぼす場合もある。特に,血行動態ストレスや血圧などのエピジェネティックな因子は,心臓腔および弁の形態形成に影響を及ぼす。ここでは,エピジェネティックな効果が心筋細胞生成に影響を及ぼすことを報告する。メダカの長い発生期間を駆使して,変異したventricular myosin heavy chain(vmhc)遺伝子を持つhozuki(hoz)変異体で起こる後期に出現する心室収縮欠損に対する組織応答を調べることができた。この変異体は,著しい心室肥大を示し,この肥大は,求心性の心室腔成長に加え,心室心筋の過剰生産によるものであることを明らかにした。血流の実験的阻止により,心内圧の上昇が異常な心筋生成の原因であることを実証した。これらのデータから,ストレス状態に対するエピジェネティックな組織応答は,心臓形成の微調整を実現するために心筋細胞の生成を制御することを提唱する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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発生と分化 
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