抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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シート状ゴム試験片を用いた二軸引張り試験によって得られた「引張り荷重」と「引張り変位」の結果から,「公称応力」と「公称ひずみ」を算出する計算式を提案した。ゴムの超弾性応力・ひずみ解析に用いられるOgdenモデルを用い,それに基づく公称応力-公称ひずみの理論的な関係式を示した。二軸引張り試験装置の概要について述べ,一軸固定二軸引張り試験および一様二軸引張り試験を対象とした簡易計算式を提案した。提案した計算式の有効性を検証するために,FEM数値計算を用いて二軸引張り試験を解析した。比較の結果,提案した計算方法による算出精度は良好であることがわかった。また,本モデルを硬度65のカーボンブラック補強ゴムの二軸引張り試験結果に適用し,提案した計算法の実験結果への有効性を確認した。