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J-GLOBAL ID：201002283078676412   整理番号：10A0256204

フライアッシュの鉱物組成とポゾラン反応性

RELATION BETWEEN MINERAL COMPOSITIONS OF FLY ASH AND ITS POZZOLANIC REACTION

著者 (4件)： 大塚拓 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  森慎一郎 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  石川元樹 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  坂井悦郎 (東京工大 大学院理工学研究科)
資料名： セメント・コンクリート論文集  (Cement Science and Concrete Technology)
号： 63  ページ： 16-21  発行年： 2010年02月25日 
JST資料番号： F0276A  ISSN： 0916-3182  CODEN： SKROER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： OPCに対してJIS A 6201でフライアッシュII種に相当する4種類のフライアッシュで20質量%置換したセメントの水和反応について,フライアッシュやフライアッシュの鉱物の反応率を測定し検討を加えた。その結果,1)フライアッシュは長期にわたって反応を続け,20°C養生の材齢555日のもので42~54%反応すること,2)材齢555日においてもポゾラン反応が進行するための水酸化カルシウムは十分に残存しており,その量はフライアッシュの種類によらず,養生温度による差が大きいこと,などが分かった。

シソーラス用語： *フライアッシュ ,  ポゾラン反応 ,  鉱物組成 ,  反応性 ,  *ポルトランドセメント ,  水和反応 ,  転化率 ,  水酸化カルシウム ,  養生 ,  温度依存性 ,  JIS【規格】 ,  経時変化 ,  石英 ,  塩基度 ,  置換

分類 (2件)： その他の石材  (YC05070M) ,  セメントの性質・分析  (YC05040F)

引用文献 (10件)：

• 片岡信裕ほか: フライアッシュの特性とフライアッシュセメントの強さ発現性、セメント技術年報、No.38、pp. 86-89(1984)
• フライアッシュコンクリートシンポジウム論文集、フライアッシュ調査研究小委員会委員会報告、品質評価WG報告、pp. 152-158(1997)
• 大沢栄也: フライアッシュ-セメント系水和におけるフライアッシュの反応率、セメント・コンクリート論文集、No.53、pp. 96-101(1999)
• 小早川真: フライアッシュのポゾラン反応解析法と既設構造物への適用、学位論文、東京工業大学 (2008)
• 李昇憲: 電気集じん機から段別採取した分級フライアッシュの特性、学位論文、東京工業大学 (2008)

タイトルに関連する用語 (3件)： フライアッシュ ,  鉱物組成 ,  ポゾラン反応