文献

J-GLOBAL ID：201002283298147984   整理番号：10A0519000

円柱ナノドメインに閉じ込められたポリ(ε-カプロラクトン)ホモポリマの結晶配向

Crystal Orientation of Poly(ε-caprolactone) Homopolymers Confined in Cylindrical Nanodomains

著者 (6件)： NOJIMA Shuichi (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  OHGUMA Yuya (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  KADENA Ken-ichi (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  ISHIZONE Takashi (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  IWASAKI Yuta (Kanagawa Univ., Kanagawa, JPN) ,  YAMAGUCHI Kazuo (Kanagawa Univ., Kanagawa, JPN)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 43  号： 8  ページ： 3916-3923  発行年： 2010年04月27日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリスチレン(PS)マトリックスによって円柱ナノドメインに閉じ込められたポリ(ε-カプロラクトン)(PCL)ホモポリマの結晶配向について調べた。試料はPCL-block-PSを光開裂することで調製した。PCLホモポリマ及びPCLブロックのラメラ結晶は結晶化温度(Tc)に関係なく,円柱ナノドメイン中で優先的に配向することが分かった。また,結晶配向度はPCLホモポリマのTcを高めると増大することが分かった。この傾向はPCLブロックでは影響が少なく,Tcより高い時には(≧-45°C)PCLホモポリマとPCLブロック間での結晶配向度の差が大きくなることが分かった。更に,これらの現象の発現メカニズムについて議論した。

シソーラス用語： *ポリカプロラクトン ,  *ミクロドメイン ,  ナノ構造 ,  *結晶方位 ,  *配向 ,  晶出温度 ,  ブロック共重合体 ,  ポリスチレン ,  構造解析 ,  結晶構造 ,  X線回折 ,  小角X線散乱 ,  示差走査熱量測定 ,  透過型電子顕微鏡 ,  ゲル浸透クロマトグラフィー ,  分子量

分類 (2件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  高分子の結晶構造  (BK10000K)

タイトルに関連する用語 (5件)： 円柱 ,  ナノドメイン ,  ε-カプロラクトン ,  ホモポリマ ,  結晶配向