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J-GLOBAL ID：201002283614621499   整理番号：10A0443854

高分解能光電子分光法により調べた電荷密度波化合物の擬似ギャップ

Pseudogap of Charge-Density-Wave Compound SmNiC₂ Studied by High-Resolution Photoemission Spectroscopy

著者 (6件)： SATO Takafumi (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  SOUMA Seigo (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  NAKAYAMA Kosuke (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  TAKAHASHI Takashi (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  SHIMOMURA Susumu (Keio Univ., Yokohama, JPN) ,  ONODERA Hideya (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 79  号： 4  ページ： 044707.1-044707.3  発行年： 2010年04月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： T_CDW=148Kにおいて,電荷密度波(CDW)転移,及び,Tc=17.5Kにおいて,強磁性転移を受ける希土類金属間化合物SmNiC₂の高分解能光放出分光実験を実施した。荷電子帯,及び,近EF(フェルミ準位)電子状態を測定し,T_CDWより低いEFでは,60-70meV内で,スペクトル状態密度(DOS)の著しい抑制が観測され,これは,CDW形成による部分ギャップ(擬似ギャップ)を示している。CDW状態におけるEFでの有限DOSは,フェルミ面ネスティングの不完全な特性を示唆している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *光電子スペクトル ,  電荷密度波 ,  状態密度 ,  エネルギーギャップ ,  *金属間化合物 ,  *サマリウム化合物 ,  ニッケル化合物 ,  *炭化物 ,  強磁性 ,  *磁気転移 ,  *相転移
準シソーラス用語： 擬似ギャップ ,  *電荷密度波転移

分類 (1件)： 電子分光スペクトル  (BM09060K)

タイトルに関連する用語 (4件)： 高分解能 ,  光電子分光法 ,  電荷密度波 ,  擬似ギャップ