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J-GLOBAL ID:201002283751111295   整理番号:10A0362331

ゼブラフィッシュ(Danio rerio)の脳で,グレリンはインシュリン阻害とグルカゴン刺激を介して炭水化物-グリコーゲン代謝に影響を及ぼす

Ghrelin affects carbohydrate-glycogen metabolism via insulin inhibition and glucagon stimulation in the zebrafish (Danio rerio) brain
著者 (6件):
資料名:
巻: 156  号:ページ: 190-200  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: C0461B  ISSN: 1095-6433  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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炭水化物-グリコーゲン代謝(CGM)は中枢神経系(CNS)での緊急エネルギー供給に重要な意味を持っている。膵臓のグレリン(GHRL)はCGMの主要な要素のインシュリン(INS)を著しく調節することが知られている。しかし,膵臓外INS合成に及ぼすその調節的影響はまだ判っていない。この研究で,脳CGMに主に関わる遺伝子のゼブラフィッシュGHRL(zGHRL)での発現と役割を評価するため,成魚のゼブラフィッシュを使った。RT-PCRとin situハイブリダイゼーションによる結果から,ゼブラフィッシュの脳でzghrlとその受容体,成長ホルモン分泌促進因子受容体(GHS-R:zghs-r1aとzghs-r2a)が発現していることを示した。mRNAの空間的発現と一体の蛋白質局在性は脳でのzGHRLの存在をさらに実証した。in vivo研究で,定量的リアルタイムPCR(qPCR)による脳鋳型解析で,合成ペプチド金魚GHRL-12(gGHRL)の注射後にzghs-r1aとzghs-r2a合成の有意な増加が認められた。INSのリガンド-受容体合成(zinsa;zins-r1とzins-r2)は有意に減少したが,グルカゴン(GCG)(zgcgb1とzgcgb2;zgcg-r1とzgcg-r2)は有意な一過性増加を示した。CGMで,グリコーゲン分解とエネルギー貯蔵のバランスをとる緊急グルコース検知応答をその後の処理は示した。まとめると,これらの知見からCNSでのGHS-Rに対する作用を介してGHRLはINS合成を調節し,部分的にCGMに関与していることを示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝一般  ,  生物学的機能  ,  魚類  ,  遺伝子発現 

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