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J-GLOBAL ID:201002283774798174   整理番号:10A0719924

火山の学習におけるカルデラ形成の教材化とその有効性~カルデラの形成モデルを用いた実践授業と生徒の理解~

Development and Evaluation of Analogue Model Experiments for Understanding the Formation of Caldera: Lesson for Upper Secondary School students “Biwako Cauldron, Shiga”
著者 (3件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 83-91  発行年: 2010年07月07日 
JST資料番号: L6042A  ISSN: 1345-2614  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高等学校・地学Iで,滋賀県の後期白亜紀のコールドロンとして残るカルデラ火山の教材化を行った。「カルデラ形成のモデル実験」や「環状割れ目形成のモデル実験」を行い,カルデラの形成に関するグループでの考察を行った。学習時における生徒の理解の変化を,コンセプトマップ,会話プロトコルと質問紙法調査により検討した。その結果,実践授業によりカルデラ火山の形成についての理解が次第に明確になった。学習前では中学校で学習した「噴火」,「マグマ」が関連づけられた理解がみられ,今回の学習後では「噴火」と「マグマ」の結びつきを中心として,カルデラの形成についての理解が形成されていた。また,グループでの考察における互いの情報交換で,「カルデラ形成のモデル実験」をもとにしてカルデラ火山の形成過程の理解が進んでいた。これらの理解の変化や,事後の質問紙法の調査から「カルデラ形成のモデル実験」や「環状割れ目形成のモデル実験」は有効であることが明らかになった。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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宇宙・地球科学教育  ,  地球熱学,火山物理学 
引用文献 (26件):
  • 1) 文部科学省:「小学校学習指導要領解説理科編」, p.105, 2008,大日本図書
  • 2) 文部科学省:「中学校学習指導要領解説理科編」, p.149, 2008.大日本図書
  • 3) 文部科学省:「高等学校学習指導要領」, p.447,2009.文部科学省
  • 4) 松原道男:「Star Logoを用いた理科教材の開発」.日本科学教育学会年会論文集, pp.257-258. 2002
  • 5) 伊藤英之・吉田真理夫・家田安弘・小山純一・長山孝彦・原田憲邦・楠木雅博:「上富良野町の火山教育のニーズに基づく教材の間発」、日本火山学会.pp.168, 2003
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