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J-GLOBAL ID：201002283963298476   整理番号：10A0525670

ポスト京都議定書を見据えた中国の温暖化防止戦略と低炭素社会に向けた取り組み

著者 (3件)： LI Zhidong (長岡技科大) ,  LI Zhidong (日本エネルギー経済研) ,  LI Zhidong (中国国家発展改革委員会能源(エネルギー)研)
資料名： エネルギーと動力  (Journal of the Japan Energy Association)
巻： 60  号： 274  ページ： 84-97  発行年： 2010年05月15日 
JST資料番号： F0130A  ISSN： 1883-7913  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 中国は,2009年の「コペンハーゲン合意」に基き,「顕著な削減」の公約である2020年のGDP当たりのCO₂排出量2005年比で40~45%削減という自主行動目標を国連に提出した。そこで,世界屈指のCO₂排出国であり,途上国の代表であるという認識に立って,中国の温暖化防止の戦略(中国の主張,2011年からの5か年計画における事業体への削減割り当て,透明性向上策等),低炭素社会への取り組み(原子力利用,植林,CCS等)を説明し,日本への示唆(日中両国の利点を活用した共同作業の進展,双方の懸念事項の解決等)を述べた。

シソーラス用語： 条約 ,  地球温暖化 ,  中華人民共和国 ,  *国家政策 ,  *社会 ,  京都議定書 ,  二酸化炭素排出量削減 ,  *地球温暖化防止 ,  *低炭素社会

分類 (1件)： 環境問題  (SA01020V)

引用文献 (11件)：

• Li ZhiDong, Quantitative Analysis of Sustainable Energy Strategies in China. Energy Policy, 38(5), 2010.
• 国務院発展研究センター「地球温暖化効果ガス削減の理論枠組みと解決方案」、「経済研究」、2009/3.
• 国家エネルギー局 (張国宝主編)「中国能源発展報告2009年版」(経済科学出版社)、2009/3.
• 国家発展改革委員会「再生可能エネルギー中長期発展計画」、2007/8/31.
• 国家発展改革委員会エネルギー研究所 (能源研) 課題組「中国2050年低炭素発展之路: エネルギー需給と炭素排出のシナリオ分析」(科学出版社)、2009/9.

タイトルに関連する用語 (5件)： 京都議定書 ,  中国 ,  温暖化防止 ,  戦略 ,  低炭素社会