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J-GLOBAL ID:201002284055464945   整理番号:10A0703687

金ナノ粒子の表面プラズモン共鳴光散乱を用いた尿リゾチームの直接定量

Direct Determination of Urinary Lysozyme Using Surface Plasmon Resonance Light-Scattering of Gold Nanoparticles
著者 (8件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 693-697  発行年: 2010年07月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,プローブとして金ナノ粒子(AuNP)を用いたプラズモン共鳴光散乱(PRLS)法により簡便かつ高感度なリゾチーム分析法を確立することであった。ナノモルレベルのリゾチームはAuNP凝集を誘導してPRLSを増強した。1.4nMクエン酸キャップドAuNP(直径13nm)では,リゾチームについて検量線の線形範囲は15~50nMで,検出限界は13.1nMであった。6段階のナノモルリゾチームでPRLS増強が認められる。尿中に存在し干渉作用の可能性のある大部分の物質は定量にほとんど影響がなかった。尿試料中のヒト血清アルブミン由来の干渉作用はpH4.8~4.9でエタノールとアルブミンを沈降することにより軽減できる。8個の別々のリゾチーム添加尿試料について回収率は90.1~118.2%に達した。リゾチームに関する簡便かつ高感度な本法は,試料クリーンアップやAuNP修飾の必要がなく,尿中リゾチーム定量の新規法となる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機物質の物理分析一般  ,  分析機器 

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