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J-GLOBAL ID:201002284173843632   整理番号:10A0469281

生物材料の加工中のクラフトリグニンとコムギグルテンの相互作用 フェノール基の役割の証拠

Interactions of Kraft Lignin and Wheat Gluten during Biomaterial Processing: Evidence for the Role of Phenolic Groups
著者 (7件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 4185-4192  発行年: 2010年04月14日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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生分解性高分子の原料であるコムギグルテンと1,5,または10%のクラフトリグニン,エステル化リグニン,または添加剤(グリセロール,グアヤコール,バニリン,trans-アネトール,フェルラ酸,クマル酸,シンナムアルデヒド,シンナミルアルコール)を添加したコムギグルテンを可塑剤のグリセロールと混合した。混合速度は100rpmとし,冷却水の温度は30°Cに保った。混合物の粘度は5分前後で最高値に達してから低下し,安定化した。グリセロール以外の添加剤は,蛋白質の架橋形成を妨げることによって,混合物のSDS溶解性蛋白質の割合を高め,混合物を熱処理した後の不溶性蛋白質の割合を下げた。クラフトリグニンよりエステル化リグニンの効果が低いことから,ヒドロキシル基の役割が明らかになった。グアヤコールがクラフトリグニンと似た挙動を示すことは,フェノール基のラジカル捕捉構造の重要性を証明した。共役二重結合を持つ添加剤は,グルテンのチオラートアニオンと反応し,架橋形成の求核付加段階を妨げると推定された。
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分類 (2件):
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高分子と低分子との反応  ,  食品蛋白質 
物質索引 (8件):
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