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J-GLOBAL ID:201002284415045655   整理番号:10A1070865

半導体式ガスセンサに用いられるSnO2系センシング材料中のドーパントの役割(3)-X線回折法・中性子回折法による結晶構造解析

THE ROLE OF DOPANTS IN SnO2-BASED SEMICONDUCTOR GAS SENSING MATERIALS (3)-CRYSTAL STRUCTURE ANALYSES USING X-RAY AND NEUTRON DIFFRACTION METHODS
著者 (5件):
資料名:
巻: 26  号: Supplement B  ページ: 112-114  発行年: 2010年09月02日 
JST資料番号: L3948A  CODEN: KAGSEU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,SnO2系材料Ce-Sb-SnO2の粉末試料について,平行ビーム光学系を備えた実験室系X線回折装置,及び中性子回折装置(HERMES)を用いて行った結晶構造解析の結果を報告した。Ce-SnO2系,Ce-Sb-SnO2系とも,添加量0.6mol%以下ではCe量に比例して格子定数が大きくなるが,同0.8mo1%以上では格子定数の増加割合が小さくなることが分かる。Sb-SnO2系,Ce-Sb-SnO2系とも,Sb添加量1.0moI%以下ではSb量に比例して格子定数が大きくなることが分かる。また,Sb-SnO2系のSb添加量2.0mol%以上では,1.0mol%以下と比べて格子定数の増加割合がわずかに大きくなった。結晶構造図,核密度図,及び電子密度図において,スズ及び酸素の原子位置が良く一致していることが分かる。スズはほぼ球形の核密度分布を,酸素はわずかに非球形の核密度分布をしていることが分かる。スズ,酸素とも非球形の電子密度分布をしていることが分かる。スズと酸素の間の化学結合については,SnO6八面体を形成する6個の酸素の内,隣接するSnO6八面体と稜共有している酸素4個に対して,共有結合性が大きいことが分かる。
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分類 (3件):
分類
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計測機器一般  ,  化学プロセスの測定,監視,計装  ,  酸化物の結晶成長 
引用文献 (6件):

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