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J-GLOBAL ID：201002284695273968   整理番号：10A0714065

カテキンを用いた処理によるエレクトロスピニング卵殻膜ナノファイバーの作製

Fabrication of Electrospun Eggshell Membrane Nanofibers by Treatment with Catechin

著者 (4件)： KANG Jian (Kyoto Inst. of Technol., Kyoto, JPN) ,  KOTAKI Masaya (Kyoto Inst. of Technol., Kyoto, JPN) ,  OKUBAYASHI Satoko (Kyoto Inst. of Technol., Kyoto, JPN) ,  SUKIGARA Sachiko (Kyoto Inst. of Technol., Kyoto, JPN)
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 117  号： 4  ページ： 2042-2049  発行年： 2010年08月15日 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛋白質系材料として水溶性卵殻膜を選択し,エレクトロスピニングの最適加工条件を研究した。水性媒体中でのエレクトロスピニングにおける水溶性卵殻膜の加工性を改良するために,2種の生体適合性高分子;ポリエチレンオキシド(PEO)およびポリビニルアルコール(PVA)を用いた。それぞれ最適ブレンド比と最適溶液濃度により,均一性のナノファイバーを紡糸できた。次に,毒性または合成添加剤を用いずにこれらをカテキンで処理することにより,不溶性の繊維を生成できた。FTIRスペクトルから,水溶性卵殻膜とカテキンの間で生成した水素結合が水中でそれぞれのナノファイバーの不溶性を改善する主な相互作用であることが判明した。本研究で得た繊維は医用分野での応用を期待できると考察した。

シソーラス用語： *エレクトロスピニング ,  *卵構成体 ,  *ナノファイバ ,  水溶性 ,  架橋【高分子】 ,  動物繊維 ,  生体適合性高分子 ,  ポリエチレンオキシド ,  ポリビニルアルコール ,  ポリマブレンド ,  水素結合 ,  添加物効果 ,  加工性 ,  不溶性 ,  モルフォロジー ,  電子顕微鏡観察 ,  赤外吸収スペクトル ,  分子間相互作用 ,  高分子溶液 ,  酸素複素環化合物 ,  多価フェノール ,  フラボノイド ,  芳香族縮合化合物 ,  ポリオール
準シソーラス用語： FTIRスペクトル ,  *卵殻膜

分類 (2件)： その他の紡糸・製糸  (YM03050G) ,  高分子溶液の物理的性質  (CG02013S)

物質索引 (1件)： カテキン

タイトルに関連する用語 (5件)： カテキン ,  エレクトロスピニング ,  卵殻膜 ,  ナノファイバー ,  作製