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J-GLOBAL ID:201002284733282828   整理番号:10A1012374

地球上の炭素循環過程におけるリグニンの役割

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巻: 64  号: 10  ページ: 1230-1232  発行年: 2010年10月01日 
JST資料番号: G0115A  ISSN: 0022-815X  CODEN: KAGIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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大気中,海洋中,陸上における炭素の循環バランスに対しリグニンが持つ役割について解説した。現在炭素は大気中に約760ギガトン存在し,陸上にその約3倍が,海洋中に約150倍が,化石資源等として約3倍が存在していると言われる。これら地球上の炭素循環過程でリグニンは重要な役割を果たしている。地球の歴史を振り返るとリグニンは陸上植物出現以来植物の細胞壁に堆積し大量の炭酸ガスを固定してきた。枯死した植物は微生物分解を受けるがリグニンは分解が遅く土壌中に長く腐植として存在し続け固定炭素量をかなり増大させると考えられる。このため炭素循環の観点からリグニン量が多い樹木を創り出すことも重要である。また針葉樹と広葉樹では後者のリグニンの方が分解を受けやすいのでリグニンの化学構造も考慮する必要がある。
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分類 (2件):
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環境問題  ,  木材化学 
引用文献 (11件):
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