抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ロゴスキーコイルを用いた交流電流測定による環状試料の鉄損測定の可能性について論じた。環状磁性材料の励磁電流法による測定を,励磁電流の検出にシャント抵抗とロゴスキーコイルのニ方法により同時に測定し,その精度を検討した。測定は,交流のみと直流重畳の両方について実施した。その結果,ロゴスキーコイルは,測定器の内部インピーダンスとの共振によりノイズが発生することが分かった。高周波になるにつれて,シャント抵抗での測定電流よりもロゴスキーコイルの測定電流の方が遅れた。また,環状試料の測定に使用した結果,シャント抵抗から測定した電流とロゴスキーコイルにより測定した電流との位相差は50Hzを除き1deg以内となり,高磁束密度になるに従い,0degに近づいた。